「命のつながりを守るために──僕が農業を選んだ理由」


本投稿は広報担当より農園主の大橋巧にインタビューした内容を客観的にお伝えします。
皆様に大橋の想いや考えが伝われば幸いです。

「9歳のときに見た、飢えに苦しむ子どもとハゲタカの写真。それが、僕の原点です。」

大橋巧が農業の道を選んだ理由は、高校時代に遡ります。

彼は二度にわたり孤児院支援のためカンボジアを訪れ、日本の豊かな暮らしの裏にある“搾取”を目の当たりにしました。

食料も、衣類も、誰かの犠牲の上に成り立っている——その現実に衝撃を受け、青年海外協力隊として発展途上国の支援を考えるようになります。

しかし、そこで感じたのは“無力感”でした。社会の本質的な課題解決には、お金も技術も知識も必要。

高校生だった彼にできることは限られていました。

だからこそ、「海外ではなく、日本でモノの価値が循環する仕組みを作ることが必要だ」と考え、農業という道を選びます。

「自然が好きだったし、食料問題に関心があった。そして何より、人々の暮らしの根幹に関わる仕事がしたかったんです。」

日本で農業をすることは、世界の飢餓や食料問題の解決につながる——そう信じ、彼は八王子で土に触れ、命を育む日々を送っています。

「僕には僕のやり方がある。他の人にはない、僕だからできることがある。」

彼の農業には、熱い想いと確固たる軸がある。それは、幼い頃に抱いた“命をつなぐ”という使命感。

大橋巧の挑戦は、まだ始まったばかりです。